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リレー日記 - 最新エントリー

失敗の上に立て

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
中村 大樹 2018-11-16 14:18 Blogger's Avatar
こんにちは。本日のリレー日記を担当させていだだきます、経済学部4年の中村大樹です。

今週に入り本格的な秋の寒さが到来し、季節の移り変わりをひしひしと感じます。今週末18日(日)に霜月杯が行われますが、この大会をもって我々4年生は競技者として一区切りをつけることとなります。よって、私にとって今週は毎日が「最後の○曜日の練習」であり、7年間トランポリンをして過ごすという生活を終えることに対して、寂しさを感じてやみません。そんな寂しさも相まってでしょうか、今年の秋はより一層寒く感じてしまいます。

さて、他の4年生も記している通り、私にとってもこれが最後のリレー日記となります。高校から計7年間をこの部に携わらせていただき、その日々を振り返るともちろん楽しかったことや嬉しかったこともたくさんあります。しかし、より多く思い出すのは失敗や挫折、不安や恐怖といったいわゆる負の思い出でした。人は悲しいことに、楽しいことはすぐ忘れてしまうのに辛いことや悲しいことは強く覚えているものです。

失敗したときは辛く逃げだしたくなります。私も体操部において、大なり小なり様々な失敗や挫折を経験してきました。優勝がかかったような試合でダメダメの演技をしてしまったり、集合に遅れて先輩に怒られたり、2回宙返りで早開きして首から落下したり、と。。。深く反省したり、後悔することの多い日々でした。

しかし、現在振り返って考えているからこそ、過去の失敗の上に今の自分がいるのだと強く感じることができます。失敗に対して反省して、次の行動を考えるということの本当の意味をこの部で学びました。たくさんの失敗や挫折を乗り越えた経験をしてきたからこそ、失敗に対して負の印象を抱かなくなった、というより失敗したあと自分がどのように成長できるのかということを考えるだけで楽しくなってくるようになりました。現在は、失敗してしまったときにこの失敗をどのように乗り越えたらいいのか、考えるだけでわくわくします。

また、この競技は新しいことの連続です。新しい技をやる、新しい通しをやる、新しい技のつなぎをやってみる。スポーツに限らず、新しいことを行うのに失敗する恐怖は伴います。もちろん事前にどんな失敗があるかを想定し、対処方法を考えておくことは必要です。しかし、失敗すること以上に失敗を恐れて挑戦しないことほど恐ろしいものは無いと思います。挑戦しなければ何も変えることはできませんし、失敗してみないと気づかないこともあります。
よく「学生は失敗してなんぼだ」とか「若いうちに失敗しろ」とか言われますが、これは真に体操部に当てはまってると思います。失敗を乗り越えることができる環境があるのですから。

私もこれからの生活において同じことが言えますが、後輩たちには特に、失敗を恐れないで挑戦すること、そして失敗を乗り越える先に喜びをおぼえることを意識して欲しいと思います。体操部という環境の中でより強い自分に出会ってほしいというのが私の願いです。

実は、私もまだ新しいことに挑戦しています。難度点を二桁にのせた新しい構成を通すことが最後の目標です。残りは本当に短いですが、私もこの環境の中で強い自分に出会う努力を最後まで続けていこうと思います。

最後の最後まで拙い文章となってしまい、大変読み苦しいとは思いますが、お付き合いいただき誠にありがとうございました。

修行

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
齋藤 達哉 2018-11-12 19:34 Blogger's Avatar
こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、経済学部4年の齋藤達哉です。

少し前のことになりますが9月に行われた慶同戦が私の競技生活最後の試合になりました。
たくさんの方に応援に来ていただきまして本当にありがとうございました。
6種目ノーミスとはいかなかったものの、跳馬で新しく取り入れた技が成功し個人的には満足のいく引退試合にすることができました。

引退試合を終えた現在は自分の練習をするだけでなく、後輩たちの練習もできるだけ見るようにしています。私のあっているかわからないアドバイスも積極的に聞きに来て、試行錯誤しながら練習に取り組む後輩たちの姿は見ていてとても頼もしく思います。
練習は、怖いし、身体は痛いし、なかなか上手くいかないことばかりです。しかし、だからといって逃げてばかりいると目標に到達することはできません。怖いと思う自分を律し、失敗してもめげずに前を向く、修行のような日々を乗り越えようやく成功を掴むことができるのだと思います。彼らはそれがわかっているからこそ果敢に挑戦し、失敗しても諦めずに頑張り続けているのだと思います。

自分も少し前までは同じ立場だったわけですが、毎日彼らのように自分を律していられたかと振り返ってみると、正直できていなかった日も少なくないと思います。自分はとても臆病で自分に自信がなくて、失敗して怪我をするかもしれないだとか、どうせできないだろうなどと後ろ向きなことばかり考えて練習してしまっていました。そんな弱い自分と向き合い、目標に向け頑張ろうとしてはまた挫折する、そんな苦悩の日々が私の体操部での生活でした 。一口に頑張ると言ってもそれは非常に難しく、モチベーションを常に高い状態で維持することは多くのアスリートにとって課題なのだと思います。
私はこの苦悩と立ち向かい続けることで、入学当初思い描いていたレベルにははるかに到達できていませんが、それでも現状満足いく引退試合をすることができるくらいにはなれました。さらには、悩みに悩み続けたからこそ人間的にも成長させていただいたなと感じることができ、学生生活を器械体操部で過ごせて本当に良かったなと思えています。

頼もしい後輩たちなのであまり心配はしていませんが、これからも投げ出したくなる気持ちをこらえて頑張り続けてほしいなと思います。また、どうしても頑張れなくなってしまったときは体操やトランポリンを楽しいと思う純粋な気持ちや、一緒に頑張り励ましあえる仲間がいることを思い出して再び前を向いてもらいたいなと思います。

最後になりましたが、こんな自分を応援してくださった先輩方、先生方、保護者の方々、器械体操部の皆、本当にありがとうございました。
期待に応えられたかはわかりませんが、自分としては満足いく結果を残せたと思っています。
7年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。

まとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記を終わらせていただきたいと思います。ご精読ありがとうございました。

手の届かなかったもの

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
許斐 さくら 2018-11-9 11:55 Blogger's Avatar
こんにちは、本日のリレー日記を担当致します、文学部3年の許斐さくらです。

ついこの間まで汗ばむような気温でしたが、ふと気が付くと空気が肌を突き刺すような季節に移り変わりました。光陰矢の如しと言いますが、本当にその通りで引退迄残すところあと1週間強と言ったところでしょうか。これが私の最後のリレー日記となります。少々長くなるとは思いますがお付き合いいただければと思います。

この競技を始めて4年目ですが、よくされる質問の1つに何故この競技をしているのかという問いがあります。何故かと言われれば、楽しいから、何か新体操を活かせる競技がしたかったからと回答はしますが、何だかこれらの回答にしっくり来ません。そんなに明るく軽い気持ちだけでやってきたのかと言われれば、そんなことは無いからです。何かもっとドロドロとした重たいものに突き動かされて練習してきた気がします。

「人とは哀れなものだね。己にないもの程欲しくなる。届かぬものに程、手をのばす。」

私の好きな漫画の台詞の中にあったのですが、あぁこの言葉が私にはしっくりくるなと感じます。私が練習してきた環境には、どんなに練習しても追い付けない才能に溢れた人や、どんなに必死になっても足元にも及ばない人が沢山います。そんな中で、練習していると何故練習しても私には出来なくて、あの人には簡単に出来てしまうのだろうと憤りを感じることが多々ありました。あの人みたいに出来るようになりたい、あの技がしたい、どんどんと欲が出てきて、その欲に突き動かされて練習に没頭してきました。トランポリンが楽しい、なんとなく上手くなりたいただそれだけの気持ちでやってきたわけではありません。どうしてもやりたい技があって、どうしても追いつきたい人がいて、そこにたどり着くために必死でもがき苦しんできた4年間だったと思います。必死でやってきたからこそ、夢中で練習が出来て、今振り返ると楽しかったと心の底から言えるのだと思います。

まだやりたかった技は出来てはいませんし、追いつきたかった人にも遠く及びません。幸か不幸か、学生生活が人より長く続きますので、時々練習に来て理想に少しでも手を伸ばし続けることが出来ればと思います。練習だけではなく、今後の人生においてもずっと何か遠い理想へと手を伸ばし続けてもがくのだと思います。どんなに手を伸ばしても届かないもの、自分ではどうしても手に入れられないもの、そんな何かを追いかけ苦しむ人生が待ち受けているのであれば、それが私の本望だと思います。

以上で、私の最後のリレー日記を終わらせていただきたいと思います。4年間本当にありがとうございました。
今回のリレー日記は、法学部法律学科4年の 国分優 が担当させていただきます。

目の前に広がる新しい冒険に出発するまで残り数ヶ月となった今、何気ない日常の1コマ1コマから学び、感じ、考えてきた事、そして出会った素敵な人々との思い出を大切にしていきたい。それはまるでピーターパンの空飛ぶ粉みたいなものだなって、ふと感じることがあります。

「今まで生きてきた中で、人生最良の日は何か。」

きっとこの質問の答えは常に移り変わるものであって、その度に自分の生き方に影響を与えてくると思うのですが、半年前に就職活動をしていた自分が出した答えはこの様なものでした。

大学2年生の冬、好きな女の子と一緒に行ったディズニーランド。シンデレラ城を彩るワンスアポンアタイムを2人で観て、「いつかこんなに人を感動させるものを2人で作りたいよね」と。そう約束した日の事です。

一方、器械体操部で過ごした7年間、特に大学4年間は自分にとって非常に辛くて、同時に楽しく、充実した日々でした。

そう思える理由の1つに高校生の存在は自分にとって絶対に欠かせなくて、彼らの無垢な明るさや若々しさは、自分をいつも元気つけてくれました。

また、高校始めである自分の地味な頑張りに、時々体育館へ来て優しい言葉をかけてくださった卒業生の方々や部員の皆様の温かさも、私にとって嬉しかったです。

「空を飛ぶためには、楽しい思い出があって、それを考えないとダメなんです。」

1日1日を「Stay Tuned for Adventure 」にして、楽しい思い出と共に、一生懸命考え、ハピネスを世の中に生み出していこうと思います。

最後に、11月18日(日)は自分にとって器械体操部での「ラストランの日」となります。観ている人の中にいる誰か1人の心にでも響く演技が出来ればとても幸せです。

何卒最後まで宜しくお願い致します。

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
石田 琢磨 2018-11-2 18:59 Blogger's Avatar
こんにちは、本日のリレー日記を担当致します、経済学部4年の石田琢磨です。

私がリレー日記を書くのも、これが最後となります。最後、というのは中々にハードルが高いもので、何を書くべきか非常に悩んでおります。そこで参考までに、ホームページに残っている過去の“最後のリレー日記”を一通り読んでみました。社会人の姿しか見たことのない大先輩の学生だった頃の姿。何年もお世話になった先輩が4年生の引退間際という今の自分と同じ立場だった時何を考えていたのか。どれも面白く、涙を誘うような文章も中にはありました。
ただ、私の最も心に残ったのは何よりも、直近5回の、苦楽を共にした同期たちの文章でした。

小泉信三先生が言うスポーツが与える3つの宝は『「練習は不可能を可能にする」という経験』、『フェアプレーの精神』、そして『生涯の友』。私はこの3つ目の宝に本当に恵まれました。器械体操部では様々な人たちとの出会いがあります。社会の先導者たる活躍をしているOBOGの方々。常に間近で温かい指導をして下さる先生方。優しく、時に厳しく背中で引っ張ってくれる先輩方。慕ってくれる後輩達。そして、共に入部し、同じ志を持ち、共に部を去る同期。

器械体操部での4年間、或いは7年間。正直、楽しいことばかりではありません。先生や先輩にしこたま怒られたり、どうしても体操が上手くならなかったり、練習がきつかったり、大怪我をしたり。進路に悩んだり、学校の成績が不安だったり、交際相手に振られたり。部内においても部外においても、挫折や失敗を多く経験します。そんな時、一緒に悩んでくれたり、励ましてくれたり、戦ってくれる同期が、友がいます。これがどんなに心強いことでしょうか。

もちろん、何もかもうまくいっていた、というわけではなかったです。お互いの意見や価値観が噛み合わず、話し合いは言い争いに発展し、すぐ喧嘩になりました。迷惑をかけ、かけられ、お互いを疎ましく思ったことは一度や二度ではありません。
ただ、『雨降って地固まる』という諺はまさしく。それら全てを含めて、良き経験であったと、良き友情であったと。心からそう思います。

大学で何をするか迷っていた時、気心の知れた彼らがいなかったら、私は恐らくこの部に入っていなかったでしょう。
大怪我をして部から離れた時、励ましてくれた彼らがいなければ、また戻ってこようとは思わなかったでしょう。

最後に、器械体操部に。
こんなに素晴らしい友と出会わせてくれて、ありがとう。

残りの同期たちが最後にどんな文章を綴るのか楽しみにしつつ、これで私のリレー日記を終了させていただきます。
4年間ご精読ありがとうございました。

私の青春

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
鈴木 輝一 2018-10-29 17:52 Blogger's Avatar
こんにちは。本日のリレー日記を担当いたします、理工学部4年の鈴木輝一です。

ついにこの日が来てしまいました。これが最後のリレー日記です。少々長いですが最後までお付き合いいただけたらと思います。

私は一般受験で慶應義塾高等学校に入学し、そこでトランポリン競技に出会い、現在までこの部でお世話になってきました。
そして、その間の様々な経験は、私に多くのことを教えてくれました。今回はその中の一つについてお話したいと思います。
それは「夢を持つことの素晴らしさ」です。

私にとっての夢は「全日本選手権 出場」でした。ことの始まりは高校2年生の時です。当時の全日本選手権をとどろきアリーナで、貴重にも大会のスタッフとして生で観戦していました。全国から予選を突破した選手が集うこの大会は当時の私から見ても「最高峰」で、出場している選手は皆もれなくトランポリンが上手く、キラキラ輝いて見えました。そして、この舞台に自分も立ちたい。そう思ったのがきっかけです。

そこから大学4年生まで、この夢を追いかけ、そして最後のチャンスであった今夏のインカレで私の夢は儚くも散ったわけです。
「最後の最後まで目標達成ができなかった。私の7年間は無駄だったのか。」そうは思いたくありませんが、そうじゃないと言い切れない自分がいました。さらには、「全日本などと夢見なければ、もっと満足のできる終わり方ができていたのでは。」と考える自分もいました。

しかし、インカレが終わってからしばらくして、あることに気がつきました。それは、今まで自分ががむしゃらになって頑張ってこられたのは、全日本という夢があったからだ、ということです。
このことに気づいてから、自分の7年間が無駄だったとか、もっと適した目標設定があったとか、そういうことではなく、全日本という夢があったからこそ、今の自分があるのだと思えるようになりました。そして、私に夢を与えてくださり、最後まで応援し支えてくださった全ての方に、感謝の気持ちで一杯です。

夢や目標に向かって努力するということは、何かを犠牲にすることであったり、辛いことに向き合うことであったりと、逃げ出したくなることも多々あります。
しかし一方で、自分が本気になれる夢、目標がないというのも、悲しいことではないでしょうか。
どちらの方が良いと断言できるものではありませんが、私は本気になれる夢、目標を持てることは大変幸せなことだと思います。
そして全日本という夢に出会えた私は幸せ者であり、その夢に向かってひた走った7年間は、紛れもなく私の青春です。


最後に後輩たちへ
私は何かと厳しいことや面倒なことを口うるさく言ってきたかも知れません。
皆の体操部での成長に少しでも寄与できればと思い、私が大事だと思うことや気になったことがあったらしっかりと伝えるという姿勢で向き合ってきました。
よく先輩の役割として「後輩の指導」と簡単に表現されますが、私自身、「伝えることの難しさ」を常に実感し、勉強させてもらいました。
気になったことは常に伝えてきたので私としては心置きなく次にバトンタッチできます。
残り引退まで何年あるかは人によって違うと思いますが、ぜひたくさんトライして、たくさん失敗し、お腹一杯になるまで成長して欲しいと思います。

以上で私のリレー日記を終了いたします。
4年間ご精読いただき、誠にありがとうございました。

センス

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
杉野 広尭 2018-10-26 23:31 Blogger's Avatar
こんにちは、慶應義塾大学環境情報学部4年の杉野です。
私の最後のリレー日記を書かせていただきます。

最近は日に日に寒さが増してくるのが感じられます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は今、4年間体操競技を慶應義塾体育会器械体操部で行なってこられたことを非常にありがたく感じております。OBや先生方、親、後輩、同期、など多くの人に支えてもらい、大きく成長させていただき今の自分があります。本当にありがとうございます。
一人の人間として、田中や、石川が先のリレー日記で書いているようにとても多くのことを学ばせていただき、大きく成長させていただきました。

今回のリレー日記では、競技者としてはどうなのかというところを書かせていただきます。

振り返りますと、最初のリレー日記でも書かせていただきましたが、私がこの慶應義塾大学に入学しようと思った動機は文武両道をとても大切にしているというところに惹かれたためでした。
当初の想いの通り、非常に良い環境で体操競技にも打ち込むことができ、また、勉学もしっかりとでき、概ね満足のいく生活を送れました。しかし、4年間通じて一度も早慶戦に勝利できなかったことが心残りではあります。

私はこれまで、15年間体操競技を続けてきたわけですが、そこまで体操がうまくて、強い選手ではありませんでした。思った通りに身体は動かせない、新しい技もすぐに覚えることができず、非常に苦労しました。お世辞にもセンスがあるとは言い難い選手です。一方で、やろうと思えばすぐに技が覚えられる人、簡単にイメージ通りに身体が動かせる人というのはいるもので、様々な要因によりこの差は生まれるとは思いますが、そこを神経科学的にアプローチできないかと考えたのが、大学で最も力を入れて学んでいること、つまり現在の研究テーマにつながっていたりします。

そのような上手い選手でないにせよ、この慶應義塾体育会器械体操部という環境で競技に励んでこれたことでこの4年間が体操人生の中で最も伸びたと感じるくらいに成長させていただきました。

どういう練習をすれば上手くなるのかははっきりとはわかりませんが、私が思うに体操競技において最も大切なことは常に考え、それを実践し続けることだと思います。
考えるためにはそもそも材料が必要で、多くのインプットの中から、自分の考えが生まれてきます。そういったインプット、直接体操競技に関係あるものから一見なさそうなものまで、たくさんの刺激を得られる環境がこの器械体操部の良さだと感じています。

たくさんの刺激が得られてたからこそ、様々な考えを生み出すことができ、それを実践していくことで、競技的にも日に日に成長できたのではないかと思います。
センスは高められる。最近はそう思えるようになりました。

このような非常に刺激的で、多様性にあふれた環境で体操ができたことに感謝しています。

来月には霜月杯があり、それが我々の代の最後の競技会となります。
仲間の最後を全力でサポートし、良い結果が得られるように共に励んでいきたいと思います。
是非とも応援よろしくお願いいたします。

以上で、私のリレー日記を終わらせていただきます。
4年間ありがとうございました。

この部の良さ

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
石川 潤 2018-10-22 1:42 Blogger's Avatar
本日のリレー日記を書かせていただきます、理工学部4年の石川潤です。

この度、私が担当する最後のリレー日記となりました。そこで今回は、至って明瞭簡潔に「この部の良さ」というテーマで、高校3年間と大学4年間この部に所属して最後に感じることを綴らせていただこうと思います。


この部の良さとは?という問いかけに一言で答えることは、私にとって非常に難しいものでした。思い当たる節はたくさんありましたが、どうも簡単には腑に落ちないものばかりでした。
多様性がある点?、学生主体という文化?…
もちろんどれも正解だとは思いますが、私にとっては核心をついていない感じがしたのです。最終的に私がたどり着いた解答は、「嫌いな自分に出会えること」でした。


私の場合、この部の良さとはまさに、嫌いな自分に出会えること、であります。つまり、自分の精神的な弱さや非理な振る舞い、欠けている一面を発見できることです。
一見消極的なことに思われるかもしれませんが、これは良さであると思います。人は決して完璧ではないがゆえ、どこかに必ず「嫌いな自分」を抱えているはずです。そして、精神的な向上心をもってその「嫌いな自分」との離別を図りたいと考えるはずでしょう。なので、「嫌いな自分」を見つけることは非常に偉大なことなのです。

また、「嫌いな自分に出会うこと」は決して簡単なことではありません。味気のないのっぺらぼうな日常では見えてくるものではないでしょう。慶應義塾体育会器械体操部という、本当に素晴らしい環境だからこそできることなのではないかと思います。


百余年の長い歴史と共に培われた、部の尊い伝統や志。それらは大きな力となって素晴らしい今日の環境を作り、私にたくさんの「嫌いな自分と出会える」機会を与えてくれました。
言わずもがな、嫌いな人と会うのは疎ましいものです。何度も嫌いな人に背を向け、見えないふりをしていたいと思ったものです。しかし、そう考えているのも「嫌いな自分」であることに気づき、その度に嫌いな人と離別するために精進しました。結果として、今では大きく成長することができたと思います。


7年間という時間をこの部で過ごしてきましたが、改めて今、部への大きな感謝と、部での活動に対する十分な自尊を感じています。
引退まで残り僅かとなりましたが、残された時間も、少しでも部のため、さらには自身の成長のためになるよう誠意をもって過ごして参る所存です。

これにて、私のリレー日記を終わります。
ご精読ありがとうございました。

選択の連続

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
山下 香帆 2018-10-19 7:12 Blogger's Avatar
こんにちは。
本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科4年の山下香帆です。

器械体操部生活も残り1ヶ月となり、加えて16年もの学生生活が終わりを迎えようとしています。小学校に入学した頃には学生生活に終わりが来ることを考えもしませんでしたが、残り5ヶ月に迫った今は嬉しいような悲しいようななんとも言えない気持ちです。しかし、思い返せばまだまだやってみたかったことは沢山あります。私にとって学生生活は16年では足りないようです。

私の好きな曲の中に「もし僕があの日少し違う未来を選んだとしたら」という歌詞があります。
小学生の頃、親に反対されながらも塾に通わなかったら。塾の先生に慶應義塾大学を勧められなかったら。器械体操部のサイトから「マネージャー募集中」の文字を見つけなかったら、今私は何をして何を考えていたのだろうか、今の私よりも良い生き方ができていたのだろうか。できることならもう一度分岐点に戻って違う道にも行ってみたい。私はこのようなことを考えることがよくあります。

数え切れないほどの選択の中には納得のいくものもあれば失敗したものもあります。あの時あんな選択をしなければ良かったと思うことは多々あります。
しかし、「確かなことは僕が作った道それだけは変わらない」これも同じ曲の歌詞ですが、ただ一つその道を選んだのは誰でもなく自分であり、その選択は今の自分を形作る一部となっています。
納得のいくものであっても無くても、成功であっても失敗であっても、その道を辿らなければ今の自分はありません。

私は4年間の器械体操部生活の中で、自分で考えて選択し、そして反省することを何度も繰り返し、その大切さを学ばせていただきました。まだまだ上手くいかないことは多々ありますが、この経験が今後の糧になることは間違いありません。少しでも高確率で納得のいく選択をできるよう、今後今以上に成長できればと思います。

まとまりのない文章となってしまいましたが、以上で本日のリレー日記とさせていただきます。4年間お世話になりました先生、先輩方、同期、後輩の皆にはこの場をお借りし深く御礼申し上げます。

曲がりくねった道の先に

カテゴリ : 
リレー日記
執筆 : 
田中 瑞基 2018-10-15 18:33 Blogger's Avatar
こんにちは。本日のリレー日記を担当させていただきます、法学部政治学科4年の田中瑞基です。
 
夏のアツさも遠ざかり、日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、「引退」という2文字が例年に増して秋の涼しさを際立たせているように感じます。

1年生の頃から書かせていただいたリレー日記も、本日で最後の執筆となってしまいました。読み返していたら、器械体操部で過ごした経験、学んだことが走馬灯のように浮かんできます。まず高校三年間では"競技の面"で大きく成長させていただきました。自分を律すること、頭を使って練習すること、点数の取り方からマナーまで、体操選手の基礎となる「慶應の体操」を先生方に教えていただきました。そして大学四年間では、体操という枠を超え、"人間性の面"で成長させていただいたと感じております。個人よりも団体に拘るようになってから、1つのチームを作る難しさの中で得た経験は本当に貴重なものでした。
 
慶應義塾体育会器械体操部は、体位の向上を図ると共に品性を陶冶し、「学生スポーツ」の本旨を全うすることを目的としております。つまり、ただ競技力の向上だけを目指すのではなく、その中で育まれる人間性や様々な経験にこそ「学生スポーツの本旨」があるとしています。
 
私の7年間を振り返ってみても書き切れないくらい沢山の経験がありました。そこには当初思い描いていたシナリオなんて跡形もなく、至る所で壁にぶつかり、寄り道をし、新しい発見があり、進路を変更した跡があります。しかし今になって思う事は、自分が立てた目標を思い通りに達成出来る人なんてほんの一握りで、思い通りにいかない経験、思いもよらない発見があるからこそ楽しくて、私のぐちゃぐちゃな足跡だって今はどこか誇らしく思えます。
 
映画やドラマは物語の中に様々な困難やハプニングが組み込まれており、だからこそ楽しくて見る者を魅了します。学生スポーツも同じで、次から次へと立ち向かってくるピンチを乗り越え、失敗を重ねながらも仲間と必死にエンドロールを目指していくところに「学生スポーツの本旨」があり、そこには2時間程度の映画とは比べものにならない程の教訓、感動、喜び、苦しさ、涙があると思います。
 
波乱万丈な展開にこそ映画の本旨があるように、思い通りにいかない物語にこそ「学生スポーツの本旨」があるのではないでしょうか。学生スポーツ、そして慶應義塾体育会器械体操部の最大の魅力は、競技を通して様々な経験を積ませてもらえるところです。後輩たちには是非その全てを楽しみながら目標に向けて全力で走り抜けて欲しいと思います。
 
私も引退まであと一ヶ月となりました。最後の霜月杯で団体優勝を果たせるように、そして私自身も体操部でやり残したことのないように、気を引き締めて残りの時間を過ごしていきたいと思います。
 
以上で本日のリレー日記とさせていただきます。まとまりのない文章となってしまいましたが、4年間、お付き合いいただき誠にありがとうございました。